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大阪府枚方市にある[痛み・シビレ・自律神経失調症]専門の鍼灸院。枚方市。高槻市。交野市。寝屋川市。
枚方 鍼灸
電話でのご予約・お問い合わせは
TEL.072-845-4560
〒573-0056 大阪府枚方市桜町13-4
自律神経失調症の治療
自律神経とは
自律神経は自分の意思でコントロールできない心臓や血管、胃腸等の働き、汗や涙等の分泌物の排出、体温調節などの様々な活動を制御する事で、常に私達の身体をその場の環境、心の状況に合わせ最適な状態に維持しようと自動で働いています。
例えば・・・
運動すると心拍数や血圧が上昇します。逆にリラックスしていると下降します。
このような変動は自分の意志で自由に上げたり下げたりしている訳ではなく、自律神経が状況に合わせて自動的に変動してくれています。
自律神経は
交感神経
と
副交感神経
の二つに分けられます。
・交感神経は活動中や緊張する場面に優位となります。※活動の神経。
・副交感神経は睡眠中やリラックスする場面に優位となります。※休息の神経。
この二つの神経はお互いの作用が相反しあっており自分が置かれた環境や状況に合わせバランスよく保たれる事で私達の身体は健康は保たれているのです。
自律神経の失調(乱れ)とは
交感神経と副交感神経、この
二つの神経のバランスが乱れることを自律神経の失調
と呼びます。
自律神経は自分の意思で制御できません。
自分の置かれた環境や状況・心理状態により自動で制御される為、失調してしまうと自分では止められないどうしようもない症状が現れます。
眠れない、休んでいても疲れが取れない、身体がだるい、理由もなく動悸がする、息苦しい、便秘や下痢を繰り返す、手足がやけに冷える、のぼせ、生理不順、更年期障害などの身体に関するものから不安感、パニック発作、気分が落ち込む(抑うつ症状)などの精神的なものまで・・・
これらは一部の例にすぎません。実に多岐にわたる症状があります。
一見それぞれの症状は繋がりがないように思えますが、元を辿れば自律神経のバランスが乱れていることが原因となっている場合が多いのです。
そして現れる症状や、症状の数、程度の強弱は個人によって大きく差があります。
検査しても原因がわからない為、これらをまとめて
不定愁訴
と呼ばれています。
失調の原因について
一般的には不規則な生活習慣や精神的ストレスやショック、ホルモンバランス乱れ、運動の不足など実に様々な原因が挙げられています。
当院では運動不足・過剰な筋トレ・不良姿勢・療養による長期安静・強い衝撃(スポーツや交通事故)を受ける等によって、筋膜が硬化(筋肉のコリ)して直接または間接的に自律神経が失調しているケースが多いと考えています。
筋膜が硬化すると身体の力が抜けなくなり無意識でも緊張状態が持続するようになります。すると少しの刺激に対して過剰に緊張したり、休んでいても緊張がとれず疲れが癒されなくなります。そんな日々を知らず知らず続けているうちに自律神経は緊張と緩和のメリハリを失い次第に乱れの波が大きくなり失調します。
自律神経の失調が原因とみられる症状は軽度なものを含めば非常に多くの方にみられます。しかし症状が軽い場合ほとんどの方は、年齢・体質・性格などの問題ぐらいにしか思っていません。また気にはしていてもどこで治療すれば良いかわからない方もたくさんおられます。
このように自律神経の失調による影響がみられ始めても実際に治療や予防等の対処をされている方は非常に少ないのが現状です。
当院が行う自律神経失調症の治療について
自律神経失調症と診断される多くの方は、病院で検査しても原因がわからずストレス、心の問題、疲れ、体質などが原因とされる事が多いです。
というのも大抵はこれといった病変部がみつからないので治療する所そのものが無く、症状を抑える為の薬物による対処療法が主に行われています。
そんな病院(現代医学)でも難しい自律神経失調症に対して鍼灸院である当院が何に対して何をするのか簡単にご説明します。
当院の自律神経失調症治療は次の考え方から成り立っています。
・
筋膜の硬化が自律神経の正常な活動を妨げる。(リアル自律神経失調症)
・
筋膜の硬化そのものが原因不明の症状を出している。(自律神経失調症モドキ)
※筋膜の硬化=筋肉のコリ(筋肉が硬い)です。
※自律神経失調症モドキというのは当院が勝手に呼んでいます。単に筋膜に形成されたトリガーポイント(知覚過敏)が原因不明の症状を放出している真の自律神経失調症ではないケースです。
ようは当院では”リアル自律神経失調症”や”自律神経失調症モドキ”の病変部にあたるのはどちらも筋膜と考えています。
ですので
自律神経の正常な活動を妨げる筋膜の硬化を柔らかくしたり、症状の発信源となるトリガーポイントを探し出し、その温床となっている筋膜
に施術を行うことで改善を狙います。
※筋膜については
【筋膜とは】
をどうぞ。
特に問題となる部位は首です。
簡単に言うと”首の筋肉のコリが自律神経を失調させる”と当院は考えています。
次に背中やお腹周りの筋膜となります。
筋膜の緊張が強すぎる方、姿勢が悪すぎる方、治療になれていない方、刺激に過敏になっている方などは周囲から少しづつ緩めていく必要があります。
多くの医療機関では筋膜の硬化が自律神経を失調させる要因の一つと考えないため、問題視されることなく放置されています。その穴を埋める治療を当院は行っています。
心の問題、ストレスがあるから、長年の体質だからと思っている方・・・
それって本当にそうなのでしょうか?
もしかすると筋膜の硬化(いわゆる筋肉のコリ)が関係しているかもしれません。
※筋膜の硬化があってもコリ感や違和感、張り感などの自覚がない方もおられますので的確な触診が必要です。
自律神経失調症or失調症モドキの症例
睡眠障害(不眠や眠りが浅いetc)、めまい、耳鳴り、耳つまり、耳の中が痒い痛い、動悸、息切れ、息苦しい、喉の異物感、咳が止まらない、ドライマウス、ドライアイ、眼精疲労、鼻の違和感、便通の不調(便秘や下痢、過敏性腸症候群etc)、逆流性症候群、胃もたれ、食欲不振、ゲップ、吐き気、ガスが溜まったようなお腹の張り、腹痛、便は出ないが便意が続く、下腹部の気持ち悪さ、強い生理痛、膀胱炎。
だるさ(疲労感・倦怠感)、疲れやすい、冷え性、のぼせ、汗かき、更年期障害、抑うつ症状、変な所が痛い・不快感がある、頚性神経筋症候群(CNMS)など
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